Dropboxで設定ファイルを同期する時は仮想ドライブを使おう

Dropbox便利ですね!(流行に3年ぐらい遅れた発言)

どうしてサクラエディタの話に?

私はWindowsでは、JavaScriptPythonのコード、LaTexのコード、ブログの内容、日記、等々・・・
テキスト編集には全てwikipedia:サクラエディタを使っています。というのも、サクラエディタは色分け表示・アウトライン解析・Grep・マクロなどのプログラミング向け機能を十分備えていながら、シンプルで起動が軽くメモ帳並に気軽に使えるからです。

使うエディタが一種類だけだと、設定をいじったり、ショートカットを覚える手間が省けます。また、日記を書いている時でもごくたまにGrepなどのプログラミング向け機能が使えると便利な場合があります。

言うまでもなく、世の中には無数のエディタがあるわけですが、他のエディタの場合、

vim
vimで日本語を大量に書くのは無理!(挿入モードにしようとしたら、IMEをOFFにし忘れていて、『い』と表示されるトラブルが頻発)
emacs
普段使いには重い。起動時間的にも、使いこなすコスト的にも。
eclipse
そもそもこれで日記を書くという、発想がそもそも無かった。
JmEditor2
開発終了!
秀丸
有料!アウトライン解析なども無かったような。
その他国産エディタ
私が欲しい機能全部を持っているエディタはまだ見つかりません。(一個々々の機能を備えているかは別として)
Notepad++
サクラエディタに最も近いがアウトライン解析が無い。また文字コード周りも不安。
一部の海外製エディタ
「ソ」を正規表現検索できるようになってください。
一部の海外製エディタ
インラインで日本語入力させてください。


現状ではサクラエディタが個人的には最強なのです。
おすすめのエディタがあったら誰か教えて下さい。

Dropboxで同期をとろう

という訳で、新しく買ったWindows7パソコンにも、私にとっては最高なサクラエディタをインストールしました。しかし、そのまま二台のパソコンを並行して使っていると問題が生じます。パソコンごとにサクラエディタの設定にズレが生じるのです。

そこで、サクラエディタのフォルダを丸ごと(設定だけでなく、EXEファイルやマクロ、キーワードのファイルも全て)、Dropboxに移動しました。

目的は設定の同期であって、EXEファイルなどは同期させる必要はありません。そのためEXEはC:\Program Filesに置いたままでも構わないわけです。しかし、サクラエディタは設定ファイルをデフォルトでEXEファイルと同じフォルダに置きます。そのため、わざわざ設定ファイルの置き場所を改めて指定するよりは、フォルダごとDropboxに移動したほうが簡単なわけです。

ところが、ここで大問題に気づきます。PC毎に「My Dropbox」のパスが違うのです!
Windows XP: C:\Documents and Settings\[UserName]\My Documents\My Dropbox
Windows 7: C:\Users\[UserName]\Documents\My Dropbox

サクラエディタの設定では、マクロなどの関連ファイルの位置を絶対パス指定剃る部分があります。しかし、PC毎に「My Dropbox」の絶対パスが違うわけですから、当然その中のマクロの絶対パスも違い。したがって、PC毎に違う設定ファイルを用意することになります。これでは、Dropboxで同期する意味がありません。

仮想ドライブを使おう

それなら、絶対パスを統一してしまえばいいのです。「My Dropbox」を仮想ドライブとして登録してしまいましょう。

どのPCで、"〜My Dropbox\sakura\・・・"に"Z:\sakura\・・・"でアクセスできるようにしてしまえば、あとはsakuraの設定ファイルの中身のパスを"Z:\sakura\・・・"で書いてしまえばいいわけです。

私が使っている仮想ドライブソフトはVisual Subst

Windows では、コマンドラインからも仮想ドライブを作れるのですが、GUIならフォルダのパスをコピーしてくる手間も省けますし。

ちなみに、Visual Substには不満点もあって、仮想ドライブの表示名を指定できないことです。「ローカルドライブ(Z:)」よりも「Dropbox(Z:)」の方が良いと思うのですが。
表示名を変更できるソフトもあるのですが、Windows7では動かないものや、VisualSubstほどUIが使いやすくなかったりもします。

こっちも、良いソフトがあったら誰かおしえてください。